Ecology

自動車排ガス浄化用セラミックス
触媒担体「ハニセラム」

世界の自動車メーカーから
認められた日本ガイシの
ファインセラミック技術。

「ハニセラム」は、自動車排ガス中の有害物質を無害化する触媒を保持するためのセラミック担体です。少ない体積で広い面積を確保できるハニカム(ハチの巣)構造により、手のひらサイズのハニセラムにコーティングされた触媒の表面積は、サッカー場2面分に相当します。
排ガスの浄化効率を最大限に高めるために薄壁化と軽量化を追求し、わずか0.05mmの超薄壁を実現。エンジンパワーのロスも最小限に抑えます。素材にはコージェライトセラミックスを採用し、排ガスによる高温や急激な温度変化に耐え、優れた特性を発揮します。

ハニセラム四角セルのほか、触媒使用量の節減に有効な六角セルも展開。世界中の自動車メーカーに採用され、生産累計は約15億個にのぼります。
大型ハニセラム(LSH)大型ディーゼル車向けのハニセラム。
担持する触媒によって排ガスに含まれる粒子状物質(PM)や窒素酸化物(NOx)を除去します。

自動車排ガス浄化用セラミックス
PM除去フィルター/NOxセンサー

環境負荷の少ないディーゼル車を
さらにクリーン化し、
排ガス規制強化に対応。

燃費が良く、CO2排出量が少ないため、欧州を中心に高い人気を誇るディーゼル車。世界各国でディーゼル車の排ガス対策が急速に進む中、日本ガイシでは厳しい基準をクリアする最先端の製品づくりを進めています。多孔質セラミックフィルター技術を発展させた「ディーゼル・パティキュレート・フィルター」は、微細孔により粒子状物質(PM)を確実に捕集します。日本ガイシは、コージェライト製と炭化ケイ素製、2種類を量産する唯一のメーカーとして、ディーゼル車のさらなる進化をセラミック技術で支えています。「NOxセンサー」は、排ガス中の窒素酸化物(NOx)濃度をppm(100万分の1)レベルで測定し、わずかなNOxも見逃しません。

ディーゼル・パティキュレート・フィルター/ガソリン・パティキュレート・フィルターより耐熱性に優れる炭化ケイ素製(写真中央)は主に乗用車に、軽量なコージェライト製は大型車両に搭載されます。直噴ガソリン車用フィルターも提供しています。
NOxセンサー排ガス中のNOx濃度を高精度でリアルタイムに測定できる世界初の車載用センサー。ジルコニアセラミックスの酸素ポンプ機能を応用した素子を内蔵しています。

産業プロセス製品

新しい技術を求める産業界に、
最先端のセラミック技術で応えます。

低レベル放射性廃棄物処理装置低レベル放射性廃棄物を処理するプラントの設計、施工、メンテナンスを行っています。全国の原子力施設で採用され、優れた除塵性能と安全性が高く評価されており、廃棄物の低減に貢献しています。
波長制御乾燥システム熱風や遠赤外線など、さまざまな加熱装置を開 発してきた日本ガイシは、2012年に「光」による新発想の乾燥システムを発表しました。特定の波長の光を選択的に照射することにより、低温(約40℃)で製品への熱ダメージを抑えて乾燥でき、製品の品質向上と生産性向上に貢献します。