新しい価値を生み出し社会に貢献することが、創立以来一貫した私たちのDNA。
時代のニーズに応える新製品・新規事業の創出により、持続的な成長を追求します。
日本ガイシは創立以来、社会の基盤を支え、さまざまな課題の解決に役立つ製品を開発し、提供してきました。
時代は変わっても、新たな価値の創造に挑戦し、社会に貢献し続けるマインドは、変わることなく今も私たちに受け継がれています。
NGKグループは、売上高に占める新製品の比率を2017年度30%に引き上げる「2017 Challenge 30」を全社目標に掲げて、この目標を達成しました。
今後も新製品売上高比率30%以上を維持する「Keep up 30」を目標に掲げて、新製品・新規事業の創出に継続的に取り組んでいきます。
チップ型セラミックス二次電池「EnerCera」シリーズ
窒化ガリウム(GaN)ウエハー「FGAN」
紫外LED用マイクロレンズ
多彩な独自技術とそれを支える人材で、
さらなる成長を目指します
セラミック製品の製造は調合、成形、焼成の無限の組み合わせを解くパズルのようなもの。
NGKグループは創業以来、伝統的なセラミック技術と最新の科学技術を融合して独自のコア技術を育み、製品ごとに最適な製造条件を見いだしてきました。
そうしたコア技術や製造ノウハウの100年に及ぶ蓄積こそが、NGKグループの競争力の源泉です。
異なる材料を組み合わせて飛躍的に優れた特性を引き出したり、セラミックスの気孔のサイズや結晶の向き、熱伝導性や電気抵抗などを制御したり、変幻自在に材料を操ることで、お客さまのニーズに合った製品づくりを実現します。
細孔径10マイクロメートル以下
PMフィルター
細孔径100ナノメートル以下
精密ろ過膜
細孔径1ナノメートル以下
サブナノ
セラミック膜
気孔のサイズを制御して、固体、液体、気体を目的に応じて分離するセラミックフィルター
革新的で競争力の高い製品の数々は、独自の量産技術や、製造ノウハウを盛り込んだ自社開発の生産設備から生み出されます。最新鋭の生産ラインを海外拠点にも展開し、グローバルな最適生産体制を構築することで世界中のお客さまのニーズに応えています。また、独自のモールドキャスト成形や押出成形などの成形技術。焼成の温度と時間を厳密にコントロールする焼成技術。セラミックスに金属などの異なる素材を接合する異種材接合技術や微細で複雑な三次元形状を実現する加工技術など、さまざまなプロセス技術を駆使して、当社独自の製品を開発、製造しています。
革新的な量産プロセスによる生産性の向上
モールドキャスト成形は複雑な形状も高精度に実現できる
開発期間を大幅に短縮することができるコンピューターシミュレーション技術や、わずかな不良も検知する画像検査システムなど、最先端の技術をいち早く取り入れ、当社のコア技術と融合することで、ものづくりの革新に取り組んでいます。
卓越した評価・分析技術を駆使した研究開発や製品づくり
変化のスピードが速い社会で、当社が競争に打ち勝ち、持続的に成長・発展するためには、より高いステージにチャレンジする社員を生み出すことが必要です。
当社では社員一人ひとりがやりがいをもって働くことができる会社を目指してさまざまな制度を導入し、働き方改革を進めています。
若手からベテラン層まですべての従業員がやりがいをもって働くことができるように、2017年に一般職の人事制度を改定しました。また、グローバルな事業展開で重要な役割を担う若手や中堅層の意欲を高め、能力を十分に発揮できる環境を整えました。
性別を問わず意欲と能力のある人が、持てる力を発揮する機会を増やすよう努めるとともに、女性が働きやすい環境づくりに取り組んでいます。
2012年1月に名古屋市から「女性の活躍推進企業」に認定
女性活躍推進優良企業「えるぼし」の認定を取得